ドワンゴがいかにして出来上がったのか。また、どのような人間やどのような形で今の「ニコニコ動画」事業までたどり着いたのかを意識して読むことで以下の点が、現在まで至る成功要因とは言い過ぎかもしれないが、成長要因であったのではないかと感じました。
[成長要因]
- 各個人における物事に対する執着心・専門性。
- 圧倒的な技術力。(ゲームからスタート)
- 客観的にメンバーの得意不得意を理解し、適材適所。
- 外部とのネットワークや人脈を偶然とはいえ構築し、適宜に活用。
- i-modeなど時代毎の先見性、且つ、方向転換の柔軟性。さらに、即決に近い判断力。
- 既存のビジネスモデルに対して、ユーザー視点且つ他社との違いを明確化。
- ⇒アイデアはオリジナルではなくても、自社からのアイデアを追加することで他社との差別化とオリジナリティを生み出す力が非常に強い。
- さらに、自社の強みを理解して、それを活かす方法を生み出すように工夫している。
- 常識にとらわれない視点を常に持ち続け実行している。
【気づき】
前々回の「ビジョナリー~」での「誰をバスに乗せるか」「針鼠の概念」、また前回の「リクルート~」で「ネットワークではたらく」など、ドワンゴメンバーが意識していないとしても「成功企業」としてコアの部分が会社の発展と共に出来上がっていったことが現在に至るのではないかと考えらる。また、既存のものから、自分たちのアイデアを加え、他社の差別化を明確にしつつ新たなもの(オリジナル)を生み出す力が非常に強いということが成長への大きなポイントであったと感じた。
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