(From;DAIKANYAMA T−SITE)
先程のカンブリア宮殿に、CCC(カルチュアコンビニエンスクラブ)の増田社長が出演していた。滅多にメディアに露出しない方であり、興味深くみました。
(毎回仕事で見ることができない番組であり、それそれで新鮮でした。)
番組で話されていた中で感じたことが下記の3つです。
1)企画(創造)は組み合わせ
facebookも、元々ソーシャルネットワークという既にあった考え方やサービスから派生している。MySpaceなど匿名性サービスに対して、本名と大学生のみなどセグメントをかけたことやその他サービスを追加したことから創造したことがわかる。また、AppleのiPhoneやiPadもJobsの伝記を読んだ方ならばわかると思うけど、最先端の既存の機能をAppleのデザインと、顧客の期待を超える形を創造し、それを組み合わせたことによって生まれたのである。
2)物事は収斂されていく
これは確かにそうだと思う。今、世界にはモノやサービスが数多くありふれている。地域や立場によって異なるかもしれないが、おそらくそうである。その中、人間が扱える数は限られている。今、IT、ソーシャルやモバイル関連で数多くのサービスが生まれているが、どんなに多くものがリリースされても結局使うのは、1つか2つに終わる。
この考えは、ジョブスもザッカーバークも同様にいっていることであり、増田社長が考えるT-POINTの戦略も納得できた。
さらには、自分自身もITサービスが多くあり、とりあえず触ってみるが結局使うのは、収斂さているなと強く感じます。
その収斂の軸に日本のみならず世界の中でもなることができるかが成長へのキーだろう。
(GREEやDeNAがまさにソーシャルゲームプラットフォームで、その分野の軸になるべく攻めていることも理解ができる。)
3) 選択と集中
この言葉は増田社長がおっしゃった言葉ではない。最後に新入社員に対していつも伝えていた言葉を解釈したものです。
どの分野でどのように一番になるのかを考えること、つまり、選択と集中ではないだろうか。これは、上記で伝えた2つとも通じると思います。
そして、自分自身に置き換えて考えるべく言葉として刺さる言葉でした。来年から新天地で働くこと、大学院に通っていること、プログラミングを学んでいることやさらにはいろいろなことに興味を持つことから、選択と集中ができていないと改めて感じた瞬間でした。
最初に立ち戻るとやはり人間は1つや2つぐらいか扱えない。さらに、物事は収斂されていく。最後に、1つや2つに絞ることでより深く、視野や知見が広がっていくことにつながるはずである。
テレビで編集された側面での増田社長であり、これが全てはないと思います。
しかし、その言葉には、本質をついたものでした。
これを見て、感じるだけではだれでもできるので、動きすことが重要です。
さて、やりますか。