先日エントリーした「[Book] 初心者&ぷちブロガーは必読!ブログのノウハウが詰まった一冊!『必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える “俺メディア”の極意』」の本にインスパイアされ、ブログを書くことを継続しています。
なぜ継続できているかというとその本もありますが、先日やり切ったラングリッチ企画の「30日間英語学習を続けられているキッカケと理由」時に、毎日ラングリッチクラスの振り返りを同様に30日間続けたことが大きいです。
そんなことはさておき、今回紹介したい本は、あの”Google”に関する本です。スティーブジョブスの自伝までとはいきませんが、Apple同様に秘密主義であるGoogle内部を垣間見る機会をもらいながら取材した内容です。そのため、かなり真実ではないかと思う本です。
その本は、、、
著者は、スティーブン・レヴィでNewsweek誌のTechnology記者を20年以上勤めていた方だそうです。Googleのトロイカ体制であるペイジ、サーゲイ、シュミットの3名から内部の会議やグーグラーという社内のメンバーにインタビューを特別に許可をもらい、本書籍を発行するまでに行った模様です。
下記の3点をこの本を通じて知ることができます。
- Googleの歴史
- Googleのカルチャー
- Googleの今後
1:Googleの歴史
ブリンとペイジがどのように出会い、どのようなキッカケからGoogleを創立することに至ったかから、Google+までの流れが619ページにわたって詳細に書かれています。僕らがGoogleを知ったのはいつ頃だろうか、また、いつからYahoo!ではなくGoogleを使うようになったのかをふと考えると意外とわからない。いつの間にかGoogleで検索することが当たり前になった。特に、エンジニアや理系ではない人間ほど、その理由はなかなか見当たらない。その中、Googleは如何して出来上がり、ベンチャー企業から巨大企業へをなっていったのかが克明に書かれています。個人的に、ユーザー、広告出稿主、Googleの3社にとってWin-Win-Winである"GoogleAdWords"がどのように生まれたかを知ることができただけど、非常に有意義が本でした。その後のMapや買収秘話などの内容もあり、今に至る歴史を網羅している本と言えるのではないでしょうか。
2:Googleのカルチャー
創業者でペイジとブリンの考えを余すことなく、Googleのカルチャーに取り込まれていることがわかる職場や物事の決断の仕方などが記載されています。今では有名なGoogleカルチャーを象徴的に表す”Don't be evil.”が出来上がった経緯もあり、他の本では知る由もない内容も含んでいます。また、最近まであった中国問題に対してもGoogleのカルチャーが撤退という決断に大きく影響していることもわかります。
3:Googleの今後
こちらは言うまでもなく、"facebook"の台頭です。facebookが伸びる前にSNSである"orkut"をリリースしておきながら、今でSNS分野で遅れを取り、"facebook"に大きく話されている状態です。先見性をもち買収した"dodgeball"や本ブログで活用している"Blogger"創業者による"Foursquare"との関係なども本書籍で一部登場します。しかし、Googleがそれを放置することはない。"Google+"をリリースしたところまで書かれていますが、"Google+"を単にSNSと考えると個人的に思いません。こちらに関して、今後のGoogleの動向を追うにあたって基本情報を得るという形が良いかと思います。
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