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10/29/2011

[Globis] ファイナンス用語たち

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ファイナンスⅠ、Day3で出てきたキーワード。
理解して、次に進めるためにも備忘録。

インタレスト・カバレッジ・レシオ(interest coverage ratio)
会社が通常の活動から生み出すことのできる利益、つまり営業利益と金融収益(受取利息と受取配当金を含めることが多い)が、支払利息をどの程度上回っているかを示す指標。

インタレスト・カバレッジ・レシオ =(営業利益 + 金融収益)÷ 支払利息

企業の安全性、つまり財務体質の健全性を評価する要素の1つ。
この比率が高いほど、財務的に余裕があることを意味している。
そのため、社債格付の際の指標や、企業の金利負担能力を測る指標として用いられる。
ただし、大きく成長している会社では、借金を増やしてでも事業を拡大することが望ましい場合もあるため、会社の成長ステージなども考慮しなくてはならない。


ワランテッド・エクイティ・バリュー

企業価値(FCF/株主の期待収益率)/株数 → 基準株価


企業が事業の一部を切り出し、第三者の投資や経営参画を受け入れて立ち上げるベンチャー企業設立方法のこと。
親会社から、出資や業務面での支援を受け、連携をとっていく形式を取るのが一般的。
一般に大企業が、競争力を持ちながらも、コア事業とは位置付けられない事業を切り出すことをカーブアウトと呼ぶ。


証券などの価格の変動性のこと。期待収益率が期待通りとなる度合いを示す。ボラティリティが高ければ期待収益率から大きく外れる可能性が高い。
標準偏差で示すことが多い。ボラティリティが大きいとは価格の変動性が大きいことを指す。また、1つの変数の変動に対する他の変数の感応性を意味することもある。例えば、長期債の利回りの変動に対する価格の変動性は、短期債のそれよりも高く、ボラティリティが大きいという。


買収先企業や、事業の資産、事業性を担保に、多額の借入金を活用して買収する手法。レバレッジド・バイアウト。
LBOの特徴として、
①買収先企業の事業収益やビジネスモデルを担保に資金を借り入れるのであり、スポンサーの信用力ではない 
②資本構成の変更と所有権の変更が、同時に起こる 
③取引の過程に様々な関係者(スポンサー、金融機関、弁護士など)が関与する
といったことが挙げられる。
また、買収先企業は、取引成立と同時に非公開化することが多い。
なお、買収先企業の経営陣がスポンサーとして参画する場合は、MBO(マネジメント・バイアウト)と呼ばれる。


会社の経営陣が株主より自社の株式を譲り受けたり、あるいは会社の事業部門のトップが当該事業部門の事業譲渡を受けたりすることで、文字通りのオーナー経営者として独立する行為のこと。
会社の経営陣は、会社のオーナーから会社の経営を委託された者であって、必ずしも会社のオーナーである株主などの出資者とは一致しないことから、経営陣による買収が取り上げられる余地がある。
他者による当該会社の買収への対応策としてとられることもあれば、いわゆる「雇われ社長」などとして会社の経営に参画したものが、当該会社を自己の所有とするためになされる場合もある。
多くの場合は会社の商号や屋号等もそのまま引き継ぐため、日本においてはいわゆる「のれん分け」になぞらえられることが多い。
なお、経営陣ではなく従業員が株式を譲り受けるような場合をEBO(Employee Buyout)、経営陣と従業員が共同で株式を譲り受ける場合をMEBO(Management and Employee Buyout)、買収後に経営陣を外部から招聘するLBOのことをMBI(Management Buy-in)という。



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